今日は宮崎県宮崎市大字塩路にある『住吉神社』に。手水にも彫り込んである○に元の社紋は、全国にたくさんある住吉社の元宮である証である、と由緒にはあります。
祝詞のひとつで、祭儀の最初に読まれる「祓詞(はらえことば)」、その冒頭にある「かけまくも畏き伊邪那岐大神、筑紫の日向の橘の小戸の憶原に……」というのがこの付近であるとされていて、黄泉の国から帰った伊邪那岐大神がみそぎをしたという池なんかもわりと近い。ひょっとするとひょっとするのかも知れないけど、深く考えるのはよそう。小さな神社だし、博多の住吉神社は「最初の住吉社である」と言ってるし、なんにしても言ったもん勝ちな感が強い。
ただ、写真には撮らなかったけど、この神社には慰霊碑が林立している。神社の規模と比べて、明らかに多すぎ。このあたりは松林が続いているのだけど、その松で覆い隠すように軍用道路が通っていたせいかなぁ? 散華することもかなわず、命を散らした方々が多くいらっしゃったのかもしれない。その影響か、全国どこにでもある(と思う)都市伝説、ペタペタもこの付近の道路に出るらしい。
夜間、街灯もない、そのかつての軍用道路をドライブしていると、かすかに「ぺた、ぺた」と音が聞こえてくる。ミラーを覗いても、なにも見えない。音はだんだん大きく、早くなっていく。果たして振り向いてみると、下半身を失い、両手でもって猛スピードで追いかけてくるペタペタが……!! という話。怖い? 怖い話を怖そうに書けないから困るな。
そんなあやしげな話はさておき、この神社の裏手に回ると、異様な曲がり方をした松に出会える。いったい、どうしたらこんなふうに育つんだろう? そっちのほうが怖いと思ったのでありました。




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