2010年5月8日土曜日

平和台公園の「八紘一宇」

平和台公園に行ってきました。ここには「平和の塔」がありますが、もともとは「八紘之基柱(あめつちのもとはしら)」というものでした。世界各国の石で組み上げられ、塔の周囲を、荒御霊(あらみたま)、和御霊(にぎみたま)、幸御霊(さちみたま)、奇御霊(くしみたま)の四魂の像が守っています。

この塔には、敗戦後、戦中・戦前の国威発揚うんぬんという理由で、「八紘一宇」の文字が取り除かれ、名前も「平和の塔」と改められた経緯があります。いろいろと悶着があったようですが、宮崎のボス的な人による「あれは、芸術作品であるから、もとのように戻すべきだ」という鶴のひと声で、復元されました。現在の名称は「平和台公園」ですが、60代以上の方は、いまでも「八紘台」と呼んでいます。

この、八紘一宇という言葉。この言葉の意味について、削除され復元された経緯について、誰もなにも教えてくれませんでした。そういうのって、非常によろしくないと思います。そこから先は、各人の主義主張によって受け取り方が変わるんでしょうけど、ま、いまはあんまり触れないことにしましょう。

ちなみにここは、東京五輪が開催された際、聖火リレーの第2スタート地点でした。これを記念してだったかなあ、なんだかんだで東京都の日比谷公園と姉妹公園になっています。

自分は実物を見たことがないのですが、東京にお住まいの方は、探してみてください。どこかに、姉妹公園の記念として贈られたハニワがあるはずです。

珍百景的な扱いをされてるだろう、と思いますけど。

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